ニキビができる原因と治療法

ニキビはホルモンバランスの乱れや外的刺激によるもの、さらにストレスなどの精神面からできやすくなると言われていますが、できる部位によってある程度の原因を探ることができます。おでこにできる場合は、シャンプーやリンスのすすぎ残しがあったり、前髪の汚れが付着して炎症を起こしている可能性があります。治るまでは髪の毛があまり顔にかからないように心掛けたいところです。鼻にニキビが頻繁にできる場合は、毛穴の詰まりを疑います。

ファンデーションや日焼け止めがちゃんと落せていないかもしれません。また、鼻を触る癖がある場合は、無意識のうちに汚れた手で鼻を触ってしまっているのかもしれません。あごや頬のニキビには男性ホルモンが関係していると考えられています。女性は生理前などでホルモンのバランスが崩れることによってニキビができてしまうことが多いようです。

治療法としては、まずは基本の食生活を見直して脂っこいもの、甘いもの、刺激の強いものは控えるようにします。それから水をたくさん飲むこと。水を飲むことによって細胞に十分な酸素を与え、新陳代謝がよくなり、血液中の汚れを排出させることができます。そして一番大切なのは、皮膚を清潔に保つということです。

洗顔はもちろん、見落としがちなのは寝具の汚れです。どんな治療法を試してみても、肌が汚れているようでは本末転倒です。特に枕カバーはこまめな洗濯を心掛け、常に清潔なものを使用します。それでもなかなか治らないようなら皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。